iRep 統合により、ドキュメントおよびバイダーを Vault から iRep へ発行できます。本稿では、iRep に関連する管理および構成オプションについて説明します。これらの機能を実行するには、正しい管理者権限を有している必要があります。ユーザ機能の詳細については、iRep 統合の使用を参照してください。

関連付けられた構成オプション

iRep 統合が有効になっている場合、Vault で以下を利用できます。

  • iRep コンテンツフィールド: システムで管理および共有された、はい/いいえ (ブーリアン) フィールドです。デフォルトでは、どのドキュメントタイプとも関連付けられていません。iRep 統合を特定のドキュメントタイプで有効にするには、このフィールドを該当するドキュメントタイプに適用する必要があります。フィールドは、複数のドキュメントタイプ、サブタイプ、または分類に関連付けることができます。
  • 配布パッケージレンディションタイプ:プレゼンテーションおよび主要メッセージを発行するには、ユーザはコンテンツをアップロードして、このレンディションタイプを使って、iRep への発行に適した形式にしなければなりません。デフォルトでは、レンディションタイプは販促製品ドキュメントタイプと関連付けられていますが、必要に応じてその他のドキュメントタイプに追加できます。
  • iRep へ送信ユーザアクション:このユーザアクションを、ユーザがドキュメントまたはバインダーを iRep へ発行できるライフサイクル状態に構成します。

追加メモ

  • サブプレゼンテーションは Vault で表示されていません。ユーザはこれらを CRM で構成できます。
  • CRM フィールドが固有 ID に設定されている場合、Vault プロパティをマッピングする際に注意してください。Vault フィールドが CRM に存在する値に設定されている場合、iRep へ送信アクションは失敗します。
  • iRep 統合は単一値および複数値選択リストをサポートしています。このサポートによって、ピンチを無効化する CLM 値を設定して、iPad® のアクションをスワイプすることができます。

フィールドマッピング

ユーザがドキュメントまたはバインダーを IRep に送信すると、iRep は IRep と Vault の両方に存在するドキュメントフィールドがあれば Vault の値を使用して自動的に入力します。一致は、フィールドの名前ではなくラベルに基づいています。このプロセスは、すべてのフィールドタイプ (テキスト、日付、番号など) に対して発生します。