BEE は、レスポンシブデザインメールに対する MailUp のドラッグアンドドロップ式エディタです。メール編集ウェブアクションを使用すると、BEE を使用して Vault でメールテンプレートを編集することができます。BEE について学ぶ前に、Approved Email の設定方法を理解する必要があります。
注: BEE は、BEE で作成されたメールテンプレートの編集のみに使用できます。また、予定状態のメールテンプレートを編集することはできません。
BEE で編集する方法
メールの編集ウェブアクションは、メールテンプレートを編集する前に管理者が有効化する必要があります。
BEE でメールテンプレートを編集するには:
- メールテンプレートドキュメントのドキュメント情報ページを開きます。
- ドキュメントのアクションメニューからメールの編集を選択します。
BEE でメールテンプレートを開くと、ドキュメントが自動的にチェックされバージョンが更新されます。
BEE 編集オプション
BEE エディタは、編集オプションを 3 つのセクションに分割します:
- コンテンツ: このタブでは、メール本文にコンテンツのすべてを保持するコンテンツボックスを追加することができます。テンプレートに、テキスト、画像、ボタン、ディバイダ―、ソーシャルコンテンツボックスを追加することができます。
- 構造: このタブでは、コンテンツボックスの配置を整えることができます。
- 本文: このタブでは、背景色、リンク色、フォントなどの全般設定を編集することができます。
BEE 形式オプション
Vault は BEE エディタで以下の形式オプションに対応しています:
- フォントスタイル
- フォントサイズ
- 太字体
- イタリック体
- 下線
- 取消し線
- 上付き文字
- 色
- 背景色
- 左、中央、右揃え
- 両端揃え
- 記号の挿入
- 箇条書き
- 箇条書き (数字)
- 左右インデント
- ハイパーリンク
- Approved Email トークンの挿入
詳細は、BEE エディタのマニュアルをご覧ください。
タグのマージ
タグのマージボタンを使うと、BEE で Approved Email トークンをメールテンプレートに簡単に追加することができます。使用できるトークンには、姓名、メールフラグメント、選択リストが含まれます。
タグのマージを使用して Approved Email トークンを挿入するには、まずテキストコンテンツボックスを挿入します。ボックスをクリックすると、テキストの編集ツールバーにタグのマージボタンが表示されます。
特殊リンク
所定の関係タイプを使用して、カスタムリンクを特殊リンクボタンを付けてメールテンプレートに追加することができます。
特殊リンクを挿入するには、まずテキストコンテンツボックスを挿入します。ボックスをクリックすると、テキストの編集ツールバーに特殊リンクボタンが表示されます。
画像ファイル
BEE メールテンプレートエディタを使用してドキュメントに画像ファイルを追加する際は、以下の特殊文字をファイル名に使用しないでください:
- %
- /
- ?
最大 4MB の画像ファイルを追加できます。
リソース
メモ
Vault は BEE エディタのバージョン 3 を使用します。BEE エディタのバージョン 3 は、以下のブラウザをサポートしています。
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Microsoft Edge
- Safari
BEE エディタの新規バージョンは Microsoft Internet Explorer をサポートしていません。
2017 年 3 月 8 日に、BEE エディタは HTML パーサーを更新しました。この更新については BEE の更新 HTML パーサー概要を詳しくご確認ください。その他の重要な機能に関する更新には以下が含まれます:
- Outlook.com メールクライアントに背景画像が表示されません。
- あまり使われていないウェブメールクライアントの一部で複数列の表示ができない問題がありました:
- Comcast
- GMX.de
- Web.de
関連権限
以下の権限は BEE メールテンプレートエディタのアクションを制御します:
タイプ | 権限ラベル | 制御 |
---|---|---|
ドキュメントロール | ドキュメントの編集 | ドキュメントの編集権限。 |
ドキュメントロール | バージョン | ドキュメントの変更を保存し新規バージョンを読み込む権限; この権限がないと、BEE エディタでドキュメントを開けますが、変更を保存することができません。 |